我が家から徒歩で行ける範囲にあるインド屋台のマサラトサイです。
注文するとインド人のコックが手洗いシンクを指さすのです。
フォークもスプーンも出さないから、手を洗ってから手で喰え!と言っているのです。
要するに、ここではインド風に振る舞えと言ったのだと直感しました。
フランスの首都パリの街頭の道路標識は全てフランス語です。
日本の都市の地下鉄や道路には外国語表記が蔓延しています。
日本では外国人が快適に旅できるように気遣っているのでしょうが、フランスではそのような思いやりは無いようです。
それはきっと無言のメッセージ、「ここはパリだよ」と言っているのでしょう。
このマサラトサイはインドの料理です。
それをインド流に手で食べろと指図したコックが頼もしく、恰好好く感じたのでした。
次回は割り箸持参で食べに行くつもりです。
そのコックの前のテーブルに陣取って、コック自慢のマサラトサイを黙々と箸でつついて食べたら、、、。
オレは日本人だ、日本の流儀で食べるのだ、と言ったらどのようなお顔をされるのでしょう?
では味の方は?
もちろん本物、味は最高です、今度来られる方を真っ先にご案内します。